1000 nendoroid exhibition

1000体 ねんどろいど展示

Down in the gears hole

大阪デザイナー専門学校

フィギュア造形学科 一年生の7人学生

2020-2021

鳥取県倉敷市にあるくらよしフィギュアミュージアムで開催される1000体のフィギュア展に参加するために、みんなでアイデアのブレストをすることにしました。

テーマはルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』にインスパイアされたスチームパンクなデザインに決定。今回は「アリス」と「ハートの女王」のモデルを制作しました。

アリスとハートの女王のデザインは、色だけでなく外見も異なり、アリスは少女、女王は大人の女性をイメージしていますが、ねんどろいどの体は他のフィギュアと比べて子供っぽいことも考慮しています。

今回の制作で難しかったのは、ねんどろいどのボディと顔をベースにしているため、両キャラクターの髪の毛を造形することでした。

私はキャラクターの顔(目や口)をデザインしましたが、人形の顔にぴったり合うようにサイズを作るのが大変でした。

主人公以外では、カード兵を造形することになり、2人のメンバーが頑張って造形・塗装しました。

ZBrushで作られ、出力された後、エアブラシで主人公の髪の毛と同じパターンで描かれています。

兵士の柄デザインはadobe Illustratorで作成し、デカール紙に印刷しました。

もうひとつの課題は、決定するスタイルに合わせて、どのようなタイプの生地とどのようなパターンを選ぶかということでした。

そこで、3人のメンバーが、この2人のキャラクターの服を一生懸命作ってくれました。

アクセサリーは、王冠とゴーグルをZBrushで3Dプリントし、エアブラシで塗装しました。

ネームプレートとエンブレム

名前の由来は、アリスが好奇心に導かれてウサギを追いかけ、ウサギの巣に入っていくという原作の冒頭部分にあります。しかし、この場合はスチームパンクの世界に入っているので、スチームパンクに共通する要素である「歯車」が登場します。

制作エンブレム

Down in the gears Hole

ポーカーのスペードとハートで作られた歯車のデザインから作られたものです。また、原作のマッドハッターとうさぎのシーンにちなんで、ティーポットも付属しています。

ハートの女王エンブレム

ハート型のギアがデザインされていて、鉄条網からはバラの花が咲いていました。

私はチームメンバーの名前とプロジェクトのロゴを入れたネームプレートをデザインしました。

ハートの女王エンブレム付きネームプレート

アリスと青色制作付きネームプレート